プチ起業したい女性へ

起業/LADYGO
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先日、東大和市の中小企業大学校にあるビジネストさんにて「ゆるっと起業セミナー」講師としてお話をしてまいりました。転勤族、人脈無し、資金無しのわたしが起業を振り返り、やっていったほうがいいことをお伝えしました。楽しかったかな??セミナー登壇はひっさしぶりです。ご参加くださった方、ありがとうございました。

ざっくりパワポは作りましたが、台本無しで喋りました。11:45まで話してくださいと言われて、時計無しで11:44に終了できたのが良かったです!話があっちゃこっちゃに飛んでしまいましたが、途中、ご質問にもお答えしながら進めることができました。
「落ち込んだ時の回復方法は?」の質問に、「う~~~ん、、、ほとんど落ち込まなくて、、、でも出産後はちょっと落ち込みました!」と全く参考にならないような返答をしてしまった、、しかも20年前も前の話だな、と改めて思いました。そう、私のメンタルが落ちることはほぼないです。日々すこぶるごきげんに過ごしてます。
私自身、気分が落ちないからこそ、人の痛みに気づきにくいのではないかと思っていまして、そこは気を付けています。

さて、セミナーでお伝えしたことは下記の通りです。

1.計画的偶然性理論・・・計画を立ててそこに向かっていく、という考え方とは真逆で、個人の人生の8割は予想していなかった偶然の積み重ねによっておこる。その偶然が起きたとき、努力、行動をして新たなキャリアにつなげる。そのためには楽観的、積極的に行動することが大切、という理論。クランボルツ教授が成功している人のキャリアを調査したところわかったそうです。

私の例でお話をしますと、子どもを連れて近所の公園に行ったとき、近所のママさんが「再就職がうまくいかない。子育てをブランクと言われてしまった」と嘆いていました。子育てをブランクと言うなんてひどい!と怒り狂った私は、ハローワークに講座提案書を提出し、のちに講座開催が決定。それが取材され、新聞掲載→多くの自治体から依頼が続きました。
狙っていたわけではないのですが、気づいたら講師として仕事をしていました。


もう一つご紹介。ある勉強会に参加していた時、取材に来ていた新聞記者がわたしの隣の席に座り、「少し話をした」ことがきっかけで中日新聞に掲載されました。「平井聡子さんは化粧品会社に15年勤務し現在は子育て中。また仕事をしたいと考えているそうです」というような、たった2~3行の記事を「たまたま見た大学教授」が自分の事業に参加しないかと連絡を取ってきました。彼の事業で美容のコメントを入れられる人を探していたそうです。20年ほど長期の仕事をするきっかけとなりました。めっちゃ偶然ですよね。

たまたま新聞記事の話が続きましたが、そのほかにもたくさんあります。
「計画的偶然性理論」で調べるとたくさん出てきますので、興味がある方はどうぞ。

2.引き算の法則・・・あれもこれもできますよ!という何でも屋よりも、得意なことを絞りこみ商売したほうがお客さまにも伝わりやすい♪という考え方です。
例えば美味しいハンバーグが食べたい!と思ったらハンバーグ専門店に行くか、刺身定食、エビフライ、何でもあるお店に行くか。みなさんはどちらに行きますか?私は何でもあるお店も好きですが、やはり専門店に行きたいです。
大企業は何でも屋ができますが、小規模事業者は専門化に徹したほうが、自分の力(人的、金銭的)を集中できますよね。事業は引き算♪がおすすめです。

3.続けること・・・これが意外と続かない方が多いように感じます。足を止めたら何も変わりません。少しでもいいので動くのです。右足を出したら次は左足を出すだけ!!ブログを書く、SNSで発信するなど、やって損することはないはず。

また、完璧主義者の方は、ちゃんと準備ができてから、、、と仰ることが多いように感じます。それもリスクを回避するのでとっても良いと思います!ただし、プチ起業でしたら、とっとと始めたほう良いです。ダメなところを早く知るほうがリスク回避につながるからです。ダメな点がわからないまま、じっくり計画していることのほうが、私にとってはリスクです。

わたしは6割スタートぐらいで始めていました。会社員時代、上司から「完璧にやるな!完璧に仕上げるのと、8割仕上げのクオリティはそんなに変わらない」と言われ続けてきました。それが年齢を重ねると6割ぐらいで行けちゃう感じです。年の功?図々しい?わからないけれど!
そして見つけたダメな点を修正しながら走るのです。完璧になるまで作りこんでいると、チャンスの神様はいなくなるかもしれません(命にかかわる商品を作る、などは除いての話です!)
よく、PDCAを回す、と言いますね。plan(計画)、do(実行)、check(評価・分析)、action(改善)ですが、特に一人起業はずーっとdoしなくてはいけません。pd,dd,cd,ad、な感じです。
脚を止めるな!動け!そうすることで見える景色が変わります。

ただし、女性は忙しい!子育て、介護、仕事、家事、色々あるよね。
なので、動けないことを否定しないでほしいです。動け!と言いましたができない日もある。
そんな時は「一行」でもやれたらOK♪としましょう。
一行本を読む、一行新聞読めたらいい、否定はしないで続けましょう。

そして私が大事にしていること。
全ての仕事は「お客さまの困りごと」を「自分の力で解決に導く」で成り立っていると考えています。
当サロンにいらっしゃるお客さまの困りごと(希望)は「似合うメイクを知りたい」ですが、その困りごとには言葉にできること、うまく表現できないこと、言いたくないこともあるかもしれません。
ですので、お客さまの気持ちの中に入り込んで(実際は難しいですが)、鏡を見たときに「今の私でいいのかも!」「よし!明日からも頑張ろう!」と心から思っていただけるのがゴールです。
あなたのお客さまは、どんなお困りごとがありますか?
あなたの力で、どのように解決に導きますか?書き出してみると何らかのヒントが見つかるかもしれませんね。
とにかくお客様第一で考え、最後にとびきりの笑顔で帰っていただくことを考える。
これにつきると思っています。

いかがでしたでしょうか。
お客さまからも起業についてよくご質問を受けるので、たまにはいいかな?と思い書いてみました。
一気に書いたので読みにくかったらごめんなさい!
起業支援をしてほしいというリクエストも受けるのですが、今はサロンが多忙でなかなかできませんが、将来できたらいいかなと思っています!

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