サロンには毎日たくさんの眉毛&メイク迷子さんがいらっしゃいます。
ご近所さんをはじめ、県外、海外からなど、ご遠方の方も!ありがとうございます!!
メイク歴37年超、これまでに多くの方の眉毛と向き合ってきました。
今回は、おうちでできる眉毛カットと基本の眉毛メイクをご紹介いたします。
でも眉毛って難しいですよね。

40代以上の眉毛メイクが難しい理由
大人になるとなぜ眉毛メイクが難しくなるのでしょうか。
・若い頃に細眉が流行り眉毛を抜いていた。そして今は生えない
・年齢を重ねるごとに眉山がぐいっと上がってきた(表情の癖)
・まぶたがたるみ、眉毛と目の距離を感じる
こんな感じで色々ありますよね。でも悩まなくて大丈夫。
私がどのようにデザインを考えているか、少しでもお伝えできればと思います。
ただし実際には眉毛は形だけではなく、毛量(ほぼ生えていない~すごく生えている)、毛の太さ(細い~しっかりしている)、表情の癖、髪の色を確認して、なりたいイメージとすり合わせて決定しています。
人の数だけ眉の形があります。
ですので、今回は一般的なお話になりますので、そこだけご了承くださいね。

サロンでの眉毛カット(抜いたり)は、眉毛メイクの前に行いますが、初心者のみなさんがご自宅でお手入れをされるなら、眉毛を描いてからカットする順番がおすすめです。カットは上手に描けた日にやりましょうね。
眉毛の基本3つ
眉毛の基本を3つ、覚えてくださいね。
これを覚えるだけで上達するはずです!
1.眉尻の長さは、小鼻と目尻の延長線上

小鼻と目尻にブラシの柄などを当てます。このラインが眉毛の長さ。これより長くしないでね!この長さを目安にしてください
2.眉頭と眉尻は同じ高さ
絶対ではありませんが、ざっくり同じ高さにするとバランスが◎

ブラシの柄を床と水平にして、眉頭に当てます。その時に眉尻もだいたい同じ高さになると美しい眉毛に見えます。多少ズレても良いのですが、眉尻側の下がりが大きいと、顔も下がってたるんだように見えますので注意♪
同じぐらいの高さか、眉尻側が少し高くなる形がおすすめです。
3.眉山の位置は、黒目の端から目尻まで

黒目の端から目尻までの間に作るとバランスが良いとされています。ただし、眉山付近の筋肉がモリっと上がっている方は、あえて眉山は描きません。描かなくても筋肉の影で眉山が出来ていますのでナチュラルメイクの時はあえて無し。きりっとさせたい時は描いてもいいですね!
眉頭は薄く描く

眉頭を濃く描くと、きつく見えます。
優しい雰囲気に見せたい方は薄く描きましょう。
眉毛パウダーでふんわり描くのがおすすめです
眉尻は眉頭よりはっきり描いてもOK

眉尻は、眉頭よりも少しはっきり描いてもOKです。
眉毛パウダーで薄く描いて、ペンシルを上から重ねると良いですね。
ナチュラルな眉毛を書く順番
それでは眉毛を描いて、カットもしていきましょう。
メイク初心者さんでもできる簡単なステップでご紹介します♪
1.眉毛パウダーで全体に薄く色を付ける

眉毛パウダーで薄く下書きをします。髪の色に近い色を選びます。
ふわっと優しい眉毛になるので私はパウダー推しですが、ペンシルのほうが慣れているかたはそれでもOK!薄く描きましょう。
2.眉毛をカットする

スクリューブラシで軽く押さえて切っても良いです。しっかり押し付けてしまうと短く切りすぎてしまうことがあるので、ふわりと軽く押さえてください。
あとよくあるのが、この毛、切る???と迷ってしまうこと。その場合は「切らない」選択をしてくださいね。
もう一つ、眉毛が濃い方は眉毛をあまり短く切らないように!長めに残しておくと眉毛マスカラがとても付けやすくなり、素敵な眉毛に仕上がりますよ!

眉毛カットばさみのカーブと、眉下のカーブを合わせると綺麗に切れます。
3.ノーズシャドーを薄く入れる

矢印のように、ふわっと入れると骨格が浮き立ってとても綺麗な眉毛に仕上がりますよ!
眉毛パウダーの一番薄い色を使ってくださいね。
4.眉毛ペンシルで眉尻を描く

この時も、産毛をかくようなつもりで薄く薄く書いてください。
薄いほうが優しい印象になりますのでだまされたと思って!!!
それではメイクのビフォーアフターをご覧くださいね。
眉の書き方はこちらもご参考に!実際のお客様をモデルに、お悩み別にたくさん出しています。
神奈川県外、海外からも訪れる眉毛サロン
機会があればぜひお越しくださいね!
あなたが輝く正解メイクをご提案します。
眉毛スタイリング&正解フルメイク