なぜ頬がコケたり、老けて見えるのか
顔の印象が昔と変わってきた、頬がコケて老けたかも、と心配なみなさま、大丈夫ですよ!というページです。
メイクは錯覚なので、なりたいイメージに近づけることは可能。明日から「きれいになったー!」と笑って過ごしていただきたいと思います。
このページではふっくら若々しく見せる方法をご紹介します。
それにしても年齢を重ねると、なぜ顔がコケたり老けたりするのでしょう。
大人女性はエストロゲン(女性ホルモン)が減る
エストロゲン(女性ホルモン)は美容と関係が深く、肌や髪の潤い、ハリを保つ役割を持っています。40歳を過ぎるころから分泌量が減少していきます。そういえば何となくツヤが無いような、、、とか、乾燥しやすいよね、を実感されるのではないでしょうか。このようにじわじわと見た目にも大きな影響を及ぼします。
エストロゲンが減少すると骨量が減る
骨を守っていたエストロゲンの分泌量が減少するので骨量が減り、骨粗しょう症が進むと考えられています。エストロゲンは古い骨を壊したり、新しい骨を作る役割も担っていますが、加齢とともにバランスが乱れて、壊す細胞の働きが盛んになるからなんですって。壊さないで―!
なんと、顔面の骨も減る
怖いのは身体だけではなく顔の骨も痩せてしまうこと。もうやめて、いじめないで、、、という気分になりますね。
目の穴は大きく広がり、あごは小さくなります。やだー、知りたくなかったね。土台が小さくなるので、その上の筋肉、脂肪、皮膚の位置が変わったり、たるみが出ることは想像がつくと思います。
老化は止められないけれど、変化を緩やかにするには、運動!栄養(大豆製品など!)、そして休養をしっかりとって健康に過ごすこと。
そして見た目は錯覚メイクで若々しさを演出しましょう。それではメイクレッスンでも大人気の錯覚メイクをご紹介いたします。
ベースメイクで明るく若々しく見せる
まずファンデーションをキレイにつけるコツをお伝えしましょう。わたしは若見えメイクの7~8割はベースメイク(ファンデーション+チーク)で決まると考えています。覚えてくださいね!
✦目の周りは明るく仕上げる!
目の周りは明るく仕上げることで立体感が生まれます。注意点は目の下は気持ち薄めにぬること。私たちは一日に数万回のまばたきをするので、厚くぬるとシワに入り込みます。薄く、明るく仕上げることが大事です。
「まぶたにファンデーションを塗っていませんでした!」と言われることも多いです。塗ったほうがアイシャドーなどのアイメイクが映えるので、忘れずに塗ってみてくださいね!
お持ちのファンデーションの色が暗い場合は、明るいコンシーラーなどをお使いください。
大人のしくしく悩み(しみ、くすみ、しわ、たるみ)をカバーするファンデーション
お気に入りのファンデーションがある方はそれでOK!
もしファンデーションに不満があったり、どんな商品が良いかわからず迷子になっている方は、私が作った「LADY GOうるつやアップファンデーション」をお試しいただきたい。
メイクレッスンで使いたいファンデーションがなかなか無いと感じて作りました。
「しくしく悩みが気になる」→塗るだけでパっと明るさが出る!
「メイクしても変わり映えしない」→明るさとツヤでメイク映えのお肌に!
「色選びが難しいくて、普通色と書いてあるものを選んでしまう」→1色だから悩まない!
「クマやシミをコンシーラーで隠すのが難しい」→重ね塗りでカバーできる!
「上手に塗れない」→ムラなく伸びる処方なので老眼でもOK!塗るだけでくすみや年齢サインを吹き飛ばすファンデーションです。LADYGOうるつやファンデ―ションなら、目の周りも明るくなります。大人のオールインワンジェルも大好評で、ファンデーションと併用すると美肌感がアップ!
見落としがちなのはこめかみの凹みです。意外と老けて見えます。特に瘦せている方のほうが凹みがち。
ここにも明るめのファンデーションを追加しましょう。写真のように置き、トントントンと指先でなじませてみてくださいね!
もしコントロールカラー入りメイクアップベース(ピンク系やイエロー系などの塗ると明るくなる下地クリーム)があればそちらでもOK!メイクアップベースを塗るタイミングでトントン塗ってください。
こめかみ部分をキレイに塗るコツ
こめかみを塗るときは、顔の位置を変えましょう。
鏡に対して正面を向いたまま塗ると、良く見えないので塗りすぎ、塗りムラに気づくことができません。でも人からは良く見えるので、綺麗にぬりたいですよね!
下の写真のように少し横を向いて、こめかみを正面側に向けるようにしてください。
こうするだけで上手に塗ることができます!
わたしたち、バタバタと急いでメイクをしたり、目が悪くなったりするので、こういう細かい所の塗り忘れ、塗りすぎをうっかり見逃しちゃうことがあります。
失敗する前提で『顔の向きを変えて塗る!』これで解決します。
突然わたしの写真が出てきてごめんね、まじめな顔をすると怖いですね!夢に出ませんように、、、
それでは気を取り直して!まとめるよ!
ファンデーションで老け感を消すコツ まとめ
- ファンデーションで明るくツヤを出す
- 目の周りは明るく仕上げる
- こめかみの凹みには明るいカラートントン塗り足すとふっくら感が出る。
- こめかみが見やすいように顔を少し横に向ける
ぜひお試しくださいね!
地味弁当理論
唐揚げ、ハンバーグなど、茶色くて地味な色のお弁当に何を入れたら彩りよく見えるしょう?きんぴらごぼう?里芋の煮っころがし?美味しいけど見た目は地味なままで変わり映えしませんよね。
プチトマト(赤)、卵焼き(黄)、ブロッコリー(緑)のように、鮮やかな色を足すとあっという間に華やかになりますよね。これをメイクに応用しましょう、というのが「地味弁当理論」です。みなさん料理でやっていることをお顔でもやるだけなんです。
何となくナチュラルがいいと、発色が弱い色を選んでしまうと地味弁当のようになってしまいます。色選びを、ほんの少し明るくするだけ!ほら、簡単そうでしょ!
例えば口紅は、少しはっきりした色を選び、リップグロスと混ぜて塗ってみてはいかがでしょうか。色が少し薄まるけれど血色よく美しいメイクが完成します。
【チークでふっくら若々しく見せる】
頬コケ、老け見えさんは、チーク必須!塗るだけでパっと明るさ、美肌感、幸せそう!などいいことばかり。
失敗しちゃったときの直し方もご紹介しますので、気軽に挑戦してください!
使う色はベーシックな色
サロンで選んでいる色は、ベーシックなピンク系、ちょっとオレンジが入ったピンク系、ローズ系。しくしく悩み(しみ、くすみ、しわ、くま)が気になる人はパール感は少ないものを選びましょう。
色はご参考まで。
大きなチークブラシを使う
ケース入りの小さなブラシ、実は上級者向きです。チークが苦手な方、初心者さんは大きなブラシを1本用意してください。テクニックの無さは大きなブラシを使うことでカバーできます。
なぜ小さなブラシは上級者向きなの?
短くてハリのあるブラシはチークが大量に付いてしまうので、肌に塗った時にしっかり発色します。メイク上級者はそれを見越した上で少量だけを取り、ふわっとぼかすことができるのです。大きなブラシはしなりが大きく、ふわっと仕上げることができるので初心者の味方。
料理と似ているなあと思います。切れ味の良い包丁、使いやすいスライサーなど調理道具が揃っていると料理が手早くできますよね!
良いメイク道具が揃っていると無駄な動きがいらないし、簡単にナチュラル仕上げが可能です。
1.ブラシに取る
チークの表面をスーッとなでるように2回取ります。ブラシの反対側の面も同様に取りましょう。
2.ティッシュか手の甲にトントン落とす
もったいないから落としたくないという人が多数!ですが、落とさず付けると濃く付いちゃう。
メイクさんで落とさない人はいません。プロでも落とすので、良い子のみなさんは絶対にやってね!
3.塗る場所は笑った時に頬が盛り上がるところ
鏡を見て大げさに笑ってみてください。ほっぺたがぐいっと持ちあがりますね。そこに付けていきましょう。笑ったままチークブラシをフワッフワッと動かして塗っていきます。
①鏡で顔全体を見て確認します。
②色が足りないかな?と思ったら裏面に付けたチークもつけていきましょう。
境目がくっきりしていないか
塗ったところの境目がわからないように付けられていたらOKです。もし境目がはっきりしていたらお直ししましょうね。
失敗の原因は
①ブラシに取る量が多い
②ブラシに取ったあとの落とし方が足りない
③洗面所など暗い場所でメイクしているので付いている量がわからない
慣れたら上手になるので問題ありません。
失敗をカバーする方法
付けすぎちゃった、、、の場合も安心してください。簡単にカバーできます。
おてもやんレベル小
ちょっと付けすぎたかな?という場合
チークの境目をフェイスパウダーでぼかす。こすらないのがポイント。上からトントンと乗せていき、境目をふわっとぼかします。
おてもやんレベル中
あきらかに付いてしまった場合
「おてもやんレベル小」のフェイスパウダーでも境目がぼかせない場合は、パウダーファンデーションを少量とり、とんとんぼかしましょう。付けすぎるとチークが消えるので、少しずつ足してみてくださいね
おてもやんレベル大
大事故レベル
めっちゃついた場合は取って塗り直すのが一番。化粧水や乳液などを少量つけたコットンでチークを吹き取り、ファンデーション、チークを塗り直します。この方法はムラになることが多いので、できれば回避したいところ。
チークのまとめ
チークは少しずつ塗り重ねていくほうがうまく仕上がります。
①大きなブラシを使う
②ブラシに取ったらティッシュか手の甲で落とす
③笑ってつける
ぜひお試しくださいね!
もう一点、追加でお知らせ。
わたしたち、どんどん視力が悪くなりますよね。コンタクトを入れている方は良いのですが、眼鏡を外して、あまり見えない状態でメイクをしていると、細かい塗り残し、塗りすぎ、ぼかせていない、などを見逃すことが多々あります。
「みんなー、拡大鏡を買おう~~~~!」
若見えリップメイク
口紅で彩りを添えましょう!おすすめの色のイメージをご覧ください。「血色」があると美肌になります。
今まで口紅を塗ってこなかった方、久しぶりに塗る方は、少し鮮やかな口紅を塗ると「メイクした!」と抵抗を感じるかもしれません。ぜひナチュラルになじませてください。
なじませる方法は2パターン
1つ目はナチュラルな仕上がり、2つ目は食事をしても落ちにくい仕上がり。お好きなほうでなじませてくださいね。
1.ナチュラル仕上げ
つやめくナチュラルな印象です。
①リップグロス(持っていない人はリップクリームでもOK)を塗る
②口紅を上から塗る。下に塗ったリップグロスで口紅が滑るように付くので、つやありナチュラルな仕上がりです。
メリットは仕上がりがとても綺麗。デメリットは食事をするとツルっと取れてしまう可能性あり。
2.落ちにくい仕上がり
①口紅を先に塗る。
直塗りでOK!しっかり塗ります。
ティッシュオフする
唇の上にティッシュを置いてポンポンと軽く取ります。
きちんと感を出したいとき→唇の輪郭を残すようにポンポンします
ナチュラルにしたいとき→唇の輪郭側をポンポンします。輪郭をぼかすとよりナチュラルになるので、カジュアルな洋服の時はおすすめ!
3.リップグロスを塗る
食事に行く時は、①→②を3回ぐらい繰り返し、最後にグロスを付けます。かなり落ちにくいですよ!
「頬コケ、老け見えNG!若返りメイク」はいかがでしたか。
地味弁当にプチトマトを投入するように、あなたのお顔に「血色」をプラスして、上品で明るい印象になってくださいね!明るい色を薄く塗る、これが基本です。
「もう若くない」を吹き飛ばすきっかけになれば嬉しいです!
あなたもメイクの見直しをしてみませんか?大人こそメイクの効果は発揮されます。似合うメイクで毎日を楽しみましょう♪
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