40代に入るとまぶたがたるみ、昔よりも目が小さく見えたり華やかさが無くなってしまったというお悩みが増えてきます。ふさふさだったまつ毛も、いつのまにかボリュームダウン。年齢を重ねるごとに目力がどんどん失われていきます。
メイクレッスンにいらっしゃるお客さまは、アイラインを引いてみたいものの、「全然うまくできない」「もうあきらめちゃいました…」と苦手意識をお持ちの方がとっても多く、とてももったいないと思っていました。ですので今回はなるべくわかりやすく解説しています!
10年前の印象になれる!アイラインの効果
正しいアイラインを入れると目もとがはっきりぱっちり!10年ぐらい前の雰囲気に復活する方が多いですね。お顔全体の印象もピンっと上向きで華やかな印象に大変身できますよ!今回モデルになってくださったまみいさん、元々かわいらしい雰囲気ですが、きちんとラインを引くと「目もとぱっちり♡さらに若返った!」と大変身を遂げました。ぜひみなさんも10年昔のお顔に出会ってくださいね!
![アイラインを入れる前と後の比較画像](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/ビフォーアフター.png)
アイライン、何色がいい?
パッチリさせるために『黒』を使っている方は多いと思います。でも黒はキュっと引き締まってしまい、実際よりも目が小さい印象になってしまいます。大人女性はぜびダークブラウンまたはブラウンを選んでくださいね!
![ブラウンのアイライナーは目が大きく見える例](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/612ミュラーリヤー目.png)
なぜ黒いラインは目が小さく見えるの?
ミュラーリヤー錯視が関係しています。矢印の向きが外側に向いていると実際の長さよりも長く見え、逆に内側に向いている場合は実際の長さよりも短く見えるというもの。黒いアイラインを使うとミュラーリヤー錯視の内側向きのように目が小さく見えてしまうのです。
ブラウン系はその錯視が起こりにくく、柔らかい雰囲気でナチュラルに目もとを大きく見せてくれます。目もとをはっきりさせたい方はブラウン系を選びましょう。
![ミュラーリヤー錯視](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/612ミュラーリヤー-1.png)
描き始める場所は目尻側
黒目の中心から外側に向かって描いていきましょう。目尻側はまつ毛が生えているところまで引いていきます。
![黒目から外側にアイラインを引く](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/黒目から外1.png)
左右にちょこちょこ動かす
まつ毛の際を狙ってアイラインを入れていきます。左右にちょこちょこ行ったり来たりしながらつけていきましょう。ここではガタガタとしたラインになっても気にしないでOK!
NGなのは、まつ毛とラインの間にすき間ができて皮膚が見えちゃうこと。もしすき間が出来たらペン先で塗りつぶしましょう。
![アイラインは左右に小さく描く](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/黒目から外2.png)
描きやすくする方法
まぶたの皮膚がたるんだり、一重、奥二重の方は、利き手と反対側の指でまぶたをそっと引き上げましょう。真上よりも少し目尻側に引き上げるとより一層アイラインが描きやすくなります。
![まぶたを引き上げてアイラインを引く](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/指で上げる.png)
目尻の場所
目尻から5㎜から程度長く伸ばすと、ナチュラルで目もとが大きく見えます。
ただし目のフレームそのまま延長すると下がり目でたるみがある印象になるので気をつけましょう!目尻から水平に5㎜外側へ。
![アイライン目尻の位置](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/目尻1.png)
そこから1mm上がナチュラルな目尻の最終地点です。
![アイライン目尻側の最終地点](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/目尻2.png)
目尻の三角形は塗りつぶす
目尻の最終地点と目尻を結ぶと三角形になります。皮膚の色が見えてしまうとおめめパッチリ効果が無くなります。しっかり塗りつぶしましょう。
![目尻の三角形を塗りつぶす](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/三角形.png)
目頭はなるべく細く描く
目頭側はなるべく細く描きましょう。目に入りそうで怖かったら目尻側だけ描いて目頭は省略でもOKです。
![目頭は細いラインを描くと良い](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/目頭.png)
ボカしてなんぼ!
描きっぱなしではキレイに見えないので綿棒を使ってぼかしていきます。描いたライン上部を優しくぼかすことで、アイシャドーのようなグラデーション効果!描きっぱなしよりもラインが馴染み、美しい目もとに仕上がります。
綿棒はそのまま使わず、指先でキュっとつぶして平らにしてみてくださいね!平たくなるのでぼかしやすくなります。
![綿棒はつぶす](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/612-2-1.png)
ぼかすのはラインの上部
ぼかすのは描いたラインの上のほう、皮膚との接点部分です。綿棒の下の方を持ち、力を抜いてスッスッと軽くぼかしましょう。
描いたライン上を全てぼかしてしまうと目もとぱっちり効果が薄ってしまうので要注意!
![綿棒でラインをぼかす](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/ぼかし綿棒.png)
うまく描けなかったときは
もしもうまく描けなかったガタガタとしたラインになった時に頼れるのがブラウン系アイシャドー。チップの先にアイシャドーを取り、とんとんと置くように優しくつけます。そうすると上手につけたようにふんわりカバーできちゃいます!描いたアイラインも取れにくくなりますよ!
![アイラインの上に付けるブラウンアイシャドー](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/AdobeStock_113960575.jpeg)
若見えアイラインのまとめ
いかがでしたか?アイラインを上手に引くコツは「練習すること」です。自転車と同じでコツをつかんでしまえば一生上手に描けますよ!
アイラインを上手に引くコツ まとめまーす!
1、アイライナーはブラウンを選ぶ。
2、黒目の中心から外側にちょこちょこと塗る。
3、目頭側はなるべく細めに塗る。難しければ塗らなくても良い。
4、目尻側は三角形になるように5㎜延長する。
5、まつ毛の生え際と引いたラインの間にすき間ができないよう塗りつぶす。
6、綿棒の先を潰し、ラインの上側をぼかす。
7、ブラウン系アイシャドーを引いたラインの上にとんとんと置く
ぜひ練習してみてくださいね!
![アイライナーを引いた50代モデル](https://bicareer.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/2.png)
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写真中央の◁▷を左右に動かしてみてね!ビフォーアフター画像です
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