少し前。
メイクレッスンにお越し下さったKさまは、オシャレで楽しい雰囲気の方。
『娘から「他のママみたいにかわいくなって!」と言われて申し込みました!』、と仰っていて、ごく普通に楽しく始まりました。
メイクを落とし、スキンケアを付けて、ベースメイクから進むごとにメモを取っていただいたり、鏡を見ながら「わあ!いいですね!」と変化を確認をしてどんどん明るい印象に!とても楽しく進んでいましたが、Kさまご自身でメイクを全て完成されて鏡を見たとたん、涙が…。
「こんなに変われるなんて…」という感動の涙でした。
実はKさま、数年前からお身体の調子が万全ではなく、ご出産前から入院され、ご出産後もリハビリ等をされながらの子育てをされていました。一時は動くことも制限されていたとのこと。思い描いた子育てができず、落ち込んだり笑顔が減ってしまった日があったかもしれません。つらくて涙が止まらない日があったかもしれません。普通に起きてご飯を食べて子どもとお散歩に行って、お昼寝をして、お風呂に入って、絵本を読んで「楽しかったね!」と一緒に寝る、こういった普通のことがKさまには遠かったのかもしれない。自分のことをダメなお母さんって思ってしまっていたかもしれない。そう思うと私まで涙が出てしまいました。
体調がだいぶよくなり、今回メイクレッスンにお越しいただきました。レッスンが終わった後もKさまのことをよく思い出していました。
お元気にされているかなあ。
体調はどうかなあ。
メイクはちゃんとできてるかなあ。
すると!お礼状をいただきました!
楽しそうな雰囲気の文面にまた涙。
『メイクのおかげで「よしっ!」と思えるようになりました。ちょっと凹むことが会っても切り換えられて良い効果を感じています』
メイクがお役に立てて、本当に嬉しいです。「ママ可愛いね!」って言ってもらっているかな?
Kさま、ずっと応援しています。ありがとうございました!